トップホールディングス　人財広報課　深澤です。

2013年、大阪府中小企業団体中央会　発刊の「平成25年度ものづくり補助金成果事例集」に
当グループの成果事例が掲載されました。

主婦モニターや社員の声から生まれたアイデアを、スピーディーかつ正確に形にしたい。
その思いから、私たちは大阪府より補助金を頂き3Dプリンター「AGILSTA-3100」を導入しました。

当時、メーカーではなく商社であるトップ産業株式会社が3Dプリンターを導入したことに、
大きな反響がありました。

ですが、「ちょっとの工夫で大きく変える」アイデアが、私たちの商品開発における強みです。
その過程で、3Dプリンターによって自社で試作品を製作できることは、
生活者に本当に喜ばれる商品づくりの大きな後押しとなりました。

例えばロングセラー商品となった「関孫六　桜オールステンレス包丁」の開発では、
柄の形や刃渡り、厚みなどを数パターン試作することで、
実際の握りやすさ、使いやすさを主婦モニターと共に追求することができました。

社内で手作りしたり、社外に依頼したりするよりも遥かに速く、
精度の高い試作品を作ることが可能になったのです。

今後は、プライベートブランドを開発する当グループの愛着良品株式会社を中心として、
3Dプリンターを活用した商品づくりを計画しております。

主婦モニター制度と3Dプリンターという武器を最大限に生かし、
永く愛される商品をスピード感を持ってお届けできるよう企画開発に取り組んでまいりますので、
是非ご期待くださいませ。

実際の記事はこちらです。